ついに始まった!「小野田 坂道(さかみち)」VS「今泉 俊介」の自転車競技(ロードレース)対決!

この場面は「弱虫ペダル第1巻」の一番の盛り上がりを見せる他、原作者「渡辺 航」先生ならではの魅力的な、「自転車競技(ロードレース)中の選手の心理描写」が大きく描かれ、また、「自転車競技専門用語」が分かり易く紹介される。

「坂道」は「俊介」が「15分間」ストップしてくれるハンデを与えて貰い、5q先の「総北高校・裏門坂校門」のゴールを目指し、全速力で「ママチャリ」を漕ぐ。

その時、「坂道」は、道路際を走っている「スクーターと同じスピード」でママチャリを漕いでいることに、「僕はこんなに早かったのか!?」

徐々に自分の才能に気が付きはじめる・・・。

そして、「坂道」が「裏門坂」に差し掛かった時、遂に、「俊介」の「15分間のストップ」が終わりロードバイクを走らせる!

ギュッ・・・ギュッ・・・

裏門坂をママチャリで登っている「坂道」の耳に微かに聞こえる「ペダルを漕ぐ音」・・・。

「来るわけない・・・来るわけないよな・・・だってまだ、今泉くんが出て10分しか経ってないし・・・」

その言葉とは裏腹に、後ろからロードバイクに乗った「俊介」の姿が現れ始めた!

この後、非常にヒートアップしていく「坂道」・「俊介」の熱い「ロードレース」の攻防戦、お互いの絶対に引けない「心情」の描写。

すごい速さのロードレースを読者に見せることの出来ている丁寧な絵の描写は圧巻の一言。

大人買いをしても損はない漫画作品であることは、間違いないだろう。

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