「ぬーべー」VS「悪霊」!遂に「鬼の手」の封印が解かれる!!
「立野 広」の「凶暴化」を食い止めるため、遂に「広」の担任「鵺野 鳴介(ぬえの めいすけ)」先生こと「ぬーべー」先生が、「広」に憑りついた「悪霊」の除霊を始める。
放課後・・・誰もいない体育館の真ん中に「広」、付き添いで同じ童守小学校5年B組の女子生徒「稲葉 郷子(いなば きょうこ)」と、「ぬーべー」、3人で正座をして「除霊」を開始。
「南無大慈大悲救苦救難・・・」
ピリ・・・・ピリッ
「広」の体に、静電気のような感覚が走る。そして・・・。
「せっ・・・先生!!」突然、「広」の手の平から「ミミズのような虫」が浮かび上がる!!
「悪霊よ!!その姿を!!見せろ!!」
「ぬーべー」が叫ぶと、「広」の手の平から引っ張られるように「沢山の目玉・巨大な口・巨大なミミズの体」をしたグロテスクな悪霊が現れた!
そして!「ぬーべーたち」に襲い掛かる!
「我が左手に封じられんし「鬼」よ!今こそ!その力を示せ!!」
「左手の黒い布の軍手」が破られ、「地獄の鬼」の「手」が姿を現す!!
「鬼の手」・・・当時、小さい子どもたちにとって、それは「ヒーローの証」ではないだろうか?
「オカルト」と言う、小さい子どもたちにとっては「マイナーなジャンル」を、たった「一つの漫画作品」で「おもしろおかしく」、また、「かっこよく」描くことができたのは「地獄先生ぬーべー」を差し置いて、他に右に出る作品は、今だかつて見たことがない・・・。
単行本全31巻・文庫本版全20巻
「かっこいい」オカルト漫画がここにある。