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□その人魚、再会
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ガチャ…
扉を開けると
そこはホスt(((ゴホン
いけない、感動のあまりに某ホスト部漫画みたいになる所だったわ
プールから此処まで普通に歩いてこられたのに、此処に来てどうしていいかわからないの
堪えていた涙を流さないように
必死に笑顔を作ってみるけど、
きっとおかしな顔をしているんじゃないかしら
それでも、言いたい
『皆、ただいま…っ！』
ラ「ルナ…！久s((ルナっ！！
ライトが喋っているのを遮って走ってきたカナト
ギュムッって音がするんじゃないかってくらいに抱きしめられた
『カナト、苦しいよ』
言葉ではそう言っていても、実際はかなり嬉しいのが本音で、
抱き付いて離れないカナトの頭を撫でながら苦笑い
視界の端でほんの少しだけ不貞腐れた顔をしてるライトがいた。
お礼いわなくちゃ
『この服、ライトが選んでくれたんでしょう？ありがとう』
少し照れてしまった私がいる
きっと顔は赤いんじゃないかしら
だって、ライトは
幼い頃からずうっと変わらない
私の想い人だから