Dove e non mascherato io?

□✝Side:Eroina✝
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「目が覚めたのでござるな、アリサ殿」


部屋に入り、一番に声をかけてくれたのはボンゴレ雨の守護者・朝利雨月だった。


「ありがとう、雨月。もう大丈夫よ」

「たくっ…心配かけさせんじゃねーよ…」


で、今のガラが悪いのがジョットの右腕、G(ジー)。


「はいはい!ごめんなさい!
でも、心配ありがとねG」


ガラが悪くてぶっきらぼうだけど、優しいのを知ってる。
幼馴染だものね。

他にも、アルにナックルさん、ランポウくんにデイモン、G。
そして…ジョット。
今の私はこんなにたくさんの人に囲まれている。
昔感じていた疎外感を感じたことはあの時から一回もない。

この優しい場所が好き。
マフィアという世界だから、優しいだけじゃないときもある。
だけど、私はこの居場所を守りたいと思う。

どうかこの幸せが、長く続きますようにーーー。



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