長編小説2

□新学期!新しい始まり!
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「やったぜ!今日から俺達は高校生だ〜」


「ホントだね〜」


「おいおい、そんなノリでいいのか?」



ピーンポーン

インターホンが鳴り響く

どうやら、アイツがきたらしい



「きたよ?」

「そいじゃ」

「行きますか」

「やほ〜元気〜?こなただよ〜」

「分かってる、すぐ行く」

まったく、こなたはいつもこんなノリで家に来る

「おっすこなた」

「おは〜、あっそうだ!ゆうちゃんも一緒に登校する事になったから」

「よろしくお願いします」

「よろしく」

あ〜、この子は本当に礼儀正しいな〜
「よっ!元気だったか?」

「はっはい!」

「こら!ビックリしてるじゃん」

「ごめんごめん」

「そいじゃ、行くか」

学校
1年生

「よっしゃ!同じクラスじゃん!」

「いつものことでしょ?」

二人は組み分け表を見ながら言った

「ん?よく見たら小早川もじゃん」

指を指した所には「小早川ゆたか」と書かれていた

「まあ、いいんじゃない?」

「そだな・・・あっ!」

「どうしたの?」

「やばい!下駄箱にバッグ忘れた!」

「早く行った方がいいと思う」

まったく、置いて来るなんて考えられない

「じゃあな!」

そういうと、紅騎は後ろを振りかえって
準備運動を始めた


「じゃあね」


そう言って紅騎は下駄箱に走っていった




「さてと・・・行きますか」

僕はゆっくり一年の教室に向かった


キーンコーンカーンコーン

チャイムが鳴っても紅騎は来ない・・・

「はい!席について〜」

先生が入ってきたら、その後ろから声がした

「先生!閉めないで!」

「ん?うわっ!」

先生はビックリしたのか、ドアを閉めた

「ウガッ!」

ドアに思いっきりぶつかったのは紅騎

あ〜あ、派手にぶつかったな〜

「だっ大丈夫か!?」

「チ〜ン」(気絶

「先生・・・弟がすいません!」

思いっきり嘘をついて起す

「俺が兄貴だ!(復活!」

紅騎は勿論起き上がった

「「「ハハハハハハハハハハ(笑」」」

「笑うな!」

クラス全員は笑っていた


「どうでもいいけど、席につけ!」

バコッ

先生の鉄拳制裁がきた・・・

「う〜、酷い〜」

「なんで僕まで」

「はいっ!じゃあHRはじめるぞ」

休み時間

「お前凄いな〜」

「登校初日から遅刻で」

「おまけに、ドアに激突」

「うるせ〜!」

「何考えてるのやら」

まったく、何で僕も巻き込まれるんだ


放課後
「お〜い、帰るぞ〜」

「あっ、兄さん」

「帰ろうぜ!」

すると

「見て!カッコイイ兄弟よね〜」

「うわ〜、イケメン」

「あの二人双子かな?」

そんな話が聞こえてきた

「とりあえず・・・帰るか?」
「そうだな」
「そうだね」
こうして、僕達兄弟の初日は終わった
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