記念小説
□知らない世界と俺達と。
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「お前・・・誰だ?」
「俺は月影龍騎。アンタは?」
「俺は樫木蓮だ。で、ここどこ?」
二人で顔を見合わせ、外出ると、やはり二人の服装は変わり、二人ともスーツに着替えてしまった
「うわ、なんぞこれ?」
「知らん。でも・・・・」
龍騎は歩き出し、花畑を歩いていき、崖っぷちに立った
そこから見下ろす景色は・・・
とても綺麗だった。
崖はそこまで大きくなく、簡単に下に降りられる位の高さだった
「ま、あの城に行けばなんとかなるだろう。んじゃ、行こうぜ龍騎。」
「あっ、待てよ。」
二人は崖から飛び降り、城の方角へ目指す
二人の身体能力は高かった・・・
崖の岩を伝い、どんどんどんどん下へ降りていく
「へぇ、龍騎って、すげぇんだな。」
「そこまで凄いわけじゃないぞ。どうでもいいけど、前。」
「え?前・・・って、ぎゃあああ!!!」
前にはひょっこりと顔を出した木の枝・・・
そこに直撃し見事に着地に失敗した・・・
「はぁ、大丈夫か?連?」
「いでで・・・そういうのは早く言ってくれ・・・・」