真田邸書庫

□独眼竜の脱走誘惑(幸政)
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「逃がさない、絶対に捕まえる」


幸村は政宗を捕まえようと政宗を追い掛ける。






政宗は走る。
息が苦しくなっても
足が疲れようと


ただひたすら幸村から離れるため。



まさかあいつがあんな一面を持ってたなんて・・・


恋人の裏の顔を見て愕然とする政宗。



幸村の姿が見えなくなると、政宗は胸を撫で下ろし、近くの部屋に入る。



襖を閉め、荒くなった息を整える。



幸村・・・




バンッ!!!!

襖が勢い良く開いた。政宗は後ろを振り替えると、いやらしい目付きの幸村がたたずむ。

「見つけた。薄緑色の布が見えたから」


政宗は部屋から去ろうとすると、幸村の手が政宗の身体を捕らえる。


「今更自分から誘っておいて逃げるのか?」


政宗は涙があふれる。


恐い

今の幸村は恐い



「襲われたいからそんな格好をしているのだろう?」

幸村の腕力は政宗の腕力とは桁違いに強い。何度抵抗しても微動だにしない。



「往生際が悪いな、政宗。私から逃げられると思ったか」


政宗の後ろから幸村の荒い息遣いに寒気を感じた。



「ハァハァハァ・・・」


幸村は右手を政宗の胸の突起を、左手を太股の内側に触れる。


「やっ・・・やめっ・・・」


「言ってる割りには身体が反応してるが?」

右手で突起を捏ね回し、左手で政宗の性器を上下に扱く。

幸村は後ろから政宗の唇を奪う。舌で無理矢理口をこじ開け、政宗の舌を絡ませる。


「んっ・・・やあっ」


政宗の身体が次第に快楽に陥っていく。頭では抵抗はしたいが。それも無駄に終わる。


幸村の左手が政宗の性器の先端を爪で刺激する。


「はっ・・・やだっ・・・」




グリグリと刺激される。政宗は限界が近づく。



「やあっ・・・出るっ」


政宗は幸村の手に達してしまい、精液をドバッと放出する。


「はぁ・・・はぁ・・・」


「政宗はいやらしいな、こんなにいっぱいドロドロに出して」


幸村は政宗の精液で濡れた指を政宗の中に入れる。


「なっ・・・何をする、バカめ」


「何って・・・知ったかぶりか?」


政宗の背筋にゾクゾクと悪寒が走る。
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