頂き物小説vV

□やわらかな
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真選組屯所内にある、土方の私室の中で、既にお昼だと言うのに惰眠を貪っている、土方と総悟が居た。
珍しく二人とも、休暇という事で、愛を確かめあい寝たのは朝方で、まだまだ起きそうに無かった
しかし土方が身動きした瞬間、総悟がガバッと起き上がった。

「!!!?…ちょ…土方さんなにやっ…ッッ!!止めてくだせぇッッ!!いゃ…ァッ」

何が起きたかと言うと、土方が寝ぼけて…総悟のお尻に噛みついたのだ。
しかも土方は、疲れているらしく…総悟が頭の辺りを叩いても起きず、ぎゅっと抱きついてきた。
「やぁ…ん……土方さ」
昨日散々愛された体は簡単に火が付き、ますます総悟が大変な状態になっていた。


しかも……不運はまだまだ続いていた。
なんと…総悟が好きなお菓子を貰った、近藤が総悟と一緒に食べようと、この部屋の前まで来ていたのだった…。

「総悟〜やっぱりここにいたのかぁ〜…総悟の好きなお菓子貰ったか…」ぼとっと手に持った、お菓子の袋を落とした。

ガラッと襖をあけた、近藤の目に写ったのは、総悟のお尻に噛みついてる土方と、顔を真っ赤にしながら土方の頭を叩く総悟の姿。


「え゛え゛え゛え゛!!とっトシお前なにやってんのぉぉぉ!!」
屯所内に、近藤の声がこだました…。


*後日談*
あの事件後…二度と総悟と土方の休暇が重なることは無かった。






これもお頼みして頂いて参りました!!彩木水菜様の素敵SSであります!!
みなっちさん…本当にいつも的確にツボを…!!
銀魂トーク、いつも本当に楽しいですっ♪寧ろ萌えです!!別館開設が楽しみです…vV
皆様も是非!!当サイトリンク様より飛んでみて下さいまし!!

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