よろず部屋(テニプリなど

□ピアス(頂きもの
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グチュ・・チュ・・チュッ・・・ペチャ・・・
乳児が、生命の源である乳房を求めるように――――――――――――
何度も攪拌される唾液に、滑る熱い肉厚な舌腹が這い廻っていた。
手塚の白い平坦な胸部の海原を、飽きることなく咀嚼しては味わう。
本来さして、男性にとって必要のない『朱色の飾り』が厳重に確保され・・・・捕らえられる。
冷涼な部室では、仄かに湯気が上がり、ふやける様がジックリ観察できるほどであった。

口唇に含み、しゃぶり、・・・・乳首の先端をなぞり、上下に忙しなく蠢かしては、薄く鋭い前歯で
軽く挟んで、甘く噛み締める。
それらを、公平に分け隔てなく平等に交互に行っては、小振りな乳輪周囲ごと激しく吸引を繰り返す。

芯の通った乳首の弾力を、楽しむ姿は・・・・幼い容姿の少年とは思えぬ手際の良さ。
あまりに卑猥さに、手塚は目を背け両腕を交差させては覆い隠した口唇の僅かな喘ぎをも
呑み込んでいた。

強固に閉じられた口唇は酸素を、篭る熱気の放出を、求めるが――――――――
だが、此の侭締める口唇を緩めれば・・・・自らがどうなるのか・・・・??
追い詰められた精神は最良の答えを出さぬまま、現在に至っている。


静寂を伴い冴えた月光が、天空に欠けるように・・・・・

その『肉の球体』は、磨り減らせ、蕩け消滅させる。

そんな幻想が、突きつけられる愉悦によって、手塚は撹乱した意識に強烈な眩暈が起こった。

左胸を口唇で、慰めては――――
右胸を寂しがらせぬよう――――
脇腹から徐々に煽る官能を、親指と中指で強弱つけては緩慢に揉み解す。
空いた人差し指は・・・・・擽るように先端の窪みに爪で抉ってはより一層へこませ痕を残していく。

体内へと潜り込んで姿を現すことはなかった、生来の陥没気味の小さな実は今は
スッカリ、開発されたのか・・・・・常時その身を浮き出させ主張する。

体育や、部活動・・ほんの些細な仕草さえ、敏感に作り替えられた二つの実は荒い布地にその身を
擦られば、瞬く間に硬くしこらせ前方へ前方へ数ミリ成長するほど、厭らしい性感器官へと変化して
いた。

その度、落ち着かせるため、その実を両手で押さえつけ興奮に上がる吐息を漏れさせる。
まるで・・・女生徒のように―――――――――
慎みない、貪欲な身体に叱咤しながらも、一日一日・・・・欲望は膨張するスピードは増して
いった。


「越前・・・・もう・・・・・」



止めるように・・・咎めるように・・・・だが、積極的に行動に出ることはない。
現在、主導権を握っているのはリョーマだ。
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