よろず部屋(テニプリなど
□痴漢電車(頂き物
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頂きもの、作者 お友達の皐月さんです。
息苦しい朝の満員電車の中、何時もの定位置で彼はいた。
前から二両目の開くドアの反対側ドア付近に、微動だにせず立ってい.る。
電車に乗っている彼は息一つ乱すこともなく、涼しげな容貌で直ぐに小難しい本を
読み始めていた。
孤独で知的な雰囲気を醸し出している彼は、今時のガキのように喧しくなくどこかそれが
一段上の立場から見下されているような気分にさせられた。
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