02/06の日記

21:06
シークの谷にて。
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俺は幸せだった。

そりゃあわけもわからん子供時代に村は滅ぼされ、天涯孤独の追われる身になっちまった上に詳しい説明もないまま不老になってその上親しくなる人片っ端から食われちまって、一体何度絶望したか知れない。
自分を不幸だと思った。
何度も世界を、紋章を呪った。
人に追われ、時には殺さなければ生きていけない身の上を恨んだ。

でもな、300年と言う膨大な年月の果てにたった一人の親友を得ることができた。すごいことじゃないか、お前に会うために今まで生きてきたんだ。
お前と過ごした時は、きらきら眩しくて、すごく輝いていた。
信じられるか、お前と会えたことで俺は初めてソウルイーターに感謝したんだ。あんなに疎ましく思っていた紋章を!
何度も言うさ、俺は幸せだ。だからさ、そんな顔するなよ親友。笑顔で見送ってくれないか、一生のお願いだ。





テッド独白。すでに何回も書いてるかもしれませんが懲りずに書く。
テッドの気持ちが果てしなさすぎて上手く汲み取れないんだもの。
っていうかすっごい久しぶりじゃね?幻水。大好き。坊ちゃん愛してる。

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