05/10の日記
17:19
最悪なバッドエンドって何だろう
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「ただ、ジョウイとナナミがいれば良かった!僕は王になりたいと思ったことなどないのに!こんな、こんな王冠、捨ててしまえたなら、どんなに良いか!」
馬鹿だなぁと笑ってやればよかっただろうか。そんなことを言うなと怒って見せれば良かったか。
泣くことも、怒ることも、ましてや笑うことすらできなかった。
何もいえるはずがない、僕はそこから逃げたのだから。
「マクドールさん、助けて、お願い…助けてください、お願いします…」
泣きながら過去の英雄に縋る国王の滑稽なこと!
それを憐れむでもなく、嘲るでもなく、考える。ここで自分が彼女達のことを告げたら彼はどんな顔をするだろう。絶望するだろうか、かつての狂皇子のように狂ってしまうのだろうか。
国王は変わらずに救いを求めて手を伸ばすが自分にはそれをとってやる右手がない。
失った右手を惜しんだことはないが、今はその重みがただ懐かしかった。重石のないこの身体は信じられないほど軽く、脆い。
年老いた英雄は何も救わず、ただそこにあるだけ。自身が銅像であるかのように、動かず、喋らず。
どこで間違ったのだろう、哀れな国王は銅像にすがり付いて涙を流す。
国は今日も平らかに日常を送るだろう。
わけわからん。
一人称、二人称、他人称がわからなくてごちゃまぜになった気がするが気にしない。
最悪なBADEDを考えてみた。
・U主、国王エンド。ジョウイは放置ですが、紋章は完成されたところを見ると死んでるっぽい。
・ナナミも死んでるね、こりゃ。
・U主の救いはマクドールさんだけ!不老である救いを坊ちゃんに求める
・坊ちゃんが紋章に耐え切れず右手を切断→封印。当然年取ります
・U主ショック
救われねぇなぁ…
こんな話は二度と書きたくないと思いました(なら書くな)
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