03/31の日記

21:50
喩えるならば木漏れ日のような
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喩えるならば木漏れ日のような、そんな笑顔。
なんて、若干詩的表現が過ぎるかもしれない。
それでもガイの笑顔は皆の空気を和らげるし、いつだって柔らかな笑みはぽかぽかあったかい。
心地よいぬくもりにいつだって包っていたい。アッシュには悪いと思ってるし、多分俺は一生あいつに負い目を感じながら生きていくんだろうけど、それでもやっぱりこのあたたかい笑顔は手放せないんだ。

「ルーク?どうした、腹でも減ったか?」

あんなに優しく笑う彼が復讐者だなんて、一体どれほどの人が信じれよう!
ずるいずるいずるいずるい!頭に響くのは彼の笑みを見られぬ唯一の人。ごめんな、代わってやれない。譲りたくないんだ。ごめんな。

「ガイ!今日のメシ、なに?」
「んー、たしかパスタが余ってたはずだから…」
「……魚、いれんなよ」
「シーフードパスタだな!」
「聞けよ!!」

嫉妬と羨望、憎悪の感情がまっすぐに突き刺さるのを全部気付かないふりでやり過ごす。
ごめん、ごめん。ごめんなさい。
心の中で謝りながらもその場所を動こうとしない劣化品は今日も必死に耳を塞ぐ。








題おわたー。
別名白ガイ強化週間。週で終わらなかったけども。ギリ三月で終わってよかった…
いやー白ガイ。いざ書こうとしたら案外難しくてさ。試行錯誤してたらルクガイっぽくなった。まぁ普通にルークはガイ大好きだもんな!!
ガイ視点にしたらどうしても黒くなるのでルク視点にせざるを得ない。ルクはガイへの好意とアッシュへの負い目で構成されてるので(嘘)こんなことに。

結論。白ガイって難しいね!

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