03/19の日記

01:24
…少しばかり、優しすぎる
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殺されたって文句は言えない。むしろ、その方がよほど健全じゃないかとすら思える。こんな風に、ブウサギのブラッシングに一生懸命になるよりはずっと。
彼は復讐者で、その対象に自分も含まれることを一度たりとも失念したことは無かった。
ある意味、望んでいたのだろうか。白雪に足跡を残すのが好きだった。皺一つ無いシーツの上を転がるのが好きだった。綺麗なものを汚すことに喜びを感じた。
そう、俺はガイラルディアのどこまでも澄んだ青い瞳が憎悪でどこまで濁るのか、興味があったのだ。


「陛下?ネフリーのブラッシング、終わりましたけど…」
「おうご苦労。じゃー次はアスランだな」
「……いいですけどね、別に」

やれやれと肩を落として黙々とブウサギのブラッシングに取り掛かる青年、その瞳に俺は未だ濁りを見つけることはできないでいた。ふと見せるその瞳の美しさといったら!どうしたって汚れないのだ、この青は。

「腹は、立たないのか?」

無意識にほろりと零した言葉に、青年はきょとりと瞬いた。ああ確かに意味不明だろう。俺だって何言ってるかわからん。
ガイラルディアは俺を見て、ブウサギを見て、もう一度俺を見て破顔した。畜生綺麗だなぁ。

「立ちますよそりゃあ!ですからこの前、夕食用に買った魚にピオニーって名前をつけてやりました」

おいしかったですよ、ピオニーは。と笑ってのたまった。彼の復讐方法は果たして些か優しすぎないだろうか。





シリアスになりそこねた。
ピオガイ!彼らは甘くてなんぼだと思う。だから書けないのさ!好きなのに!
ぴお様はどSだと思うそんでヘタレ属性だ。
好きなものはとことん甘やかして大切にしたいけど自分だけがそれをぐちゃぐちゃにしたいみたいなアンビバレンス。独占欲半端なさそうなイメージ。

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