03/03の日記
19:02
たんじょび
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「誕生日おめでとう、ルーク」
おいしい食事、俺の好きなものいっぱい。
いつも以上に優しい人たち、母上はぎゅうと抱きしめてくれた。
たくさんのプレゼント、未だ見たことの無い外の世界の欠片。
それでも俺はこの日が大嫌いだ。
「ガイー、なぁなぁ!」
「うん?ルーク。誕生日おめでとうな」
「おう!夜もパーティー開くんだ、お前も来いよ!」
「…あのな、使用人がパーティーに参加できるわけないだろう。ほら部屋もどれ。積まれたプレゼント全部見たのか?」
「……まだ。なぁ、父上や母上には俺から言うからさぁ!」
「だったら全部開けてみろ。開かれない宝箱なんてもったいないだけだぞー」
「おい!ガイ!!」
「はいはい俺は忙しいんですよルーク坊ちゃん」
まただ。この日ガイは俺を見ない。どれだけ言っても叫んでも地団太踏んでもガイは俺の頭を撫でるだけで行ってしまうのだ。
おいしい食事、ガイと食べたい。
優しい人たち、ガイが優しくないなら意味が無い。
たくさんのプレゼント、ガイに見せて一緒にはしゃぎたいのに。
ガイ、ガイがいない誕生日なんて俺はいらない。
何だこのルクガイルク…!おぼぇー、っちょ甘くね?すげ、甘くね?!コレ!!
…え?何?これはらぶじゃなくて依存だって?そりゃそうだ。屋敷時代は依存しあってなんぼじゃろがい!
…?え、依存≠甘?あれ?≒じゃなくて?近くもない?
………。
うん、誕生日だからーってたんじょびネタを盛り込むのはどうかと思うよね!(話題逸らした!)そもそもルークの誕生日っていつ…?(論外!)
しかも不完全燃焼…精進するよぅ…思うにルーク視点だったから不味かったんじゃないかな。ガイ視点だったらもっとどろどろしてくれたと思うんだけども。それは私の選択ミスとしか言いようが無いな!
ガイさんは誕生日って単語に敏感だと思う。パーティーとか若干トラウマってると思う。
自分の誕生日はもちろんですが、ルークの誕生日にも昔の自分を重ねて八つ当たりしちゃうとか、アリだと思うんだ。
うちのガイ様どんどん大人気ない…
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