GB小説
□素直な気持ち
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銀次の考えてる事は大体解る。感情表現が豊かだったから
「…なんでイキナリ結婚なんだ?」
「え…だって…」
返事を質問で返すと銀次は俯きモジモジし始めた。その横顔はかなり紅潮している。
「こないだ…ね…笑師に…さ…」
ボソボソと話し始めた銀次の言葉に耳を傾ける
仕事帰りに無限城に寄った時に三流芸人と会い色々と話をしたらしい
一一…その時
『銀次はんはホンマに美堂はんの事が好きなんやなぁ』
「うんvV蛮ちゃん格好良いし優しいし何か傍に居ると温かい気持ちになれるからだぁーい好きvV」
『そんなに言うんやったら結婚せなあかんで!』
「…結婚?」
『せや!』