ＧＢ小説Ⅱ
□蛮様誕生日in2010
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12月16日 23時50分
悩んで悩んで悩みまくってなんとか蛮ちゃんの誕生日プレゼントを当日までに決めて準備する事が出来た。
後は渡すだけなのです！
「…………」
ポケットにあるラッピングされた小さな箱を服の上から触ってみる。
今になって、こんなので良いのかな…って思ったり…。
でも、ようは気持ちだもんね！
大丈夫、大丈夫！
「…………」
因みに今は、蛮ちゃんはお風呂に行っててリビングには俺一人。
緊張して…お、落ち着かないのです…。
ソファに寝転びながらゴロゴロしてみる。けど心臓はドキドキ早くなる一方で。
「うぅ～あぅ～…」
蛮ちゃんとはもう何年も一緒にいるのになんでプレゼント渡すだけで、こんなに緊張するんだろ…。
「…………」
あ、そっか。
蛮ちゃんだから緊張するんだ。
大好きで大好きで大切な蛮ちゃんに渡すからこんなにドキドキするんだ。
「…蛮ちゃん…。」
名前を呼ぶだけでもドキドキする。
「蛮ちゃん…。」
蛮ちゃんを想うだけで口から心臓が出てきそうなぐらいドキドキする。
あぁ…本当に俺…すっごい蛮ちゃんの事…大好きなんだ。