詩
□翼
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君は、
再び私の前に現れた。
まるで翼の生えた天使の様に。
そして、
再び私の前から姿を消した。
白い翼を大きく広げて、
いつもの君と変わらない悪戯な笑顔を残して。
今迄とは比べものにならない程の大きな翼。
もう二度と会えない、
そう念を押しに来た様に。
その大きな翼で、
私の手の届かない場所へ旅立った。
…さようなら。
私の愛しい、
白く大きな翼を持った少年。
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