詩
□静寂の時
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遠くで大きな音がする。
続いて、
目も開けていられない程の光。
舞い散る火花。
響き渡る慟哭。
俺もいつ、
その中心に立たされる日が来るか分からない。
嫌でも、
肉を切る感触を覚えてしまう日がいつ来るか…。
そう思うと、
今は平和な方だ。
…静寂。
きっと何かが起こる前触れ。
起こる前のこの短い間の静寂を、
もう少しだけ感じていたい。
…感じさせてほしい。
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