詩
□痛い君
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君の背負った罪を聞いて、
凄くドキドキしたのを覚えている。
それと同時に…
凄く痛かったよ。
普段の悪戯っ子みたいな笑顔とか、
短気な所とかは年相応に見えるのに、
時々見せる悔しそうな顔とか、
一点を見つめる鋭い瞳とかは、
君が背負ってきた罪の重さが伺える。
君を見つめていると、
自分が君と同じ表情になっているのに気付く。
…最近笑ってないね。
辛そうにしている顔しか見てない気がするよ。
だから私は、
いつ迄経っても君を見る度痛いんだ。
昔の様に笑って。
最後迄、
ずっと君を見守っていくと誓います。