小説

□★恋愛下手な僕と君
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素直な言葉など、あの子の前では口に出来ない。
素直じゃないのは元からだから分かっている筈なのに、何故かあの子の態度、言葉を見聞きしていると無性に腹が立って仕方が無い。



だから私は…。






×××






「アンタと茶を飲んだってちっとも楽しくない!」

「確かにな。君の様な子供より美しい女性を誘った方がいい」

「…っこのスケコマシ野郎!」

「心外だな…女性なら誰でもいいという訳では無いよ」

「アンタのそういう態度がムカつくんだよ!!」

「君にはまだ分からないだろうな。知識だけ立派で経験が無い」

「……っ嫌いだ…アンタなんか…っ!!」

「嫌いで結構。私は忙しいんだ。用が無いなら出ていきたまえ」

「っ!アンタなんか大嫌いだ!!」
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