小説

□☆月日
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世話しなく過ぎ去った三年。





君と出会って



君を好きになって



両想いだと知って



付き合って



デートして



キスして





そして…






×××






「なぁ」




皺くちゃになったシーツに薄い掛け布団で腰から下を覆った金髪の少年エドワードは、少し掠れた声で隣で背中を向けて煙草を吸っている黒髪の青年ロイに言葉を投げた。
ロイはくわえていた煙草を灰皿に押し付けてから振り向く。
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