→忍びさん・2
□とりっく・おあ・とりーと!
1ページ/2ページ
好きだから。
ただそれだけなんです。
今まで興味の無かったイベントを
君と一緒に楽しみたい理由は…。
とりっく・おあ・とりーと!
「お早うサスケ!」
「……………ι」
まだしこたま眠そうな瞳を擦りながら見やってくる彼に笑顔で挨拶。
お前意外に寝顔可愛いーのな、ふふっ。
「……何でお前が居る。」
「えー。朝一番に自室へ恋人が現れたって変じゃないだろー?」
「……俺昨日、玄関鍵掛けたし、何より家中にそれなりのトラップ仕掛けてあったはずなんだけど。」
「あぁ!あんなもん有って無いようなもんだってば☆」
全部切りはずして解除&ピッキングしちゃったし♪
いやー、色々と教えてくれる上司を持つと楽だねぇ☆
「カカシの野郎…一片締めねェとな。怒」
「あはは。……でさ!」
忘れちゃならない。
此処にきた理由を。
「サスケ、」
「あン?」
「『trick and treat』!!」
頂戴、と両手を差し出してお菓子を待つ俺。
甘いモン大〜好き〜vV
「……こんな早朝に他人様起こしやがったくせに言うに事欠いて其れか?」
「おぅ☆だから早くっ♪」
「つか其れ言うなら『trick or treat』だろ。」
「いんや?『trick and treat』でいーの。」
俺の場合はね。
だから頂ー戴?
「………怒るぞ。」
「ヤだ☆」
「ナルト……。怒」
「サスケ、頂ー戴vV」
満面の笑みで攻めれば結局渋々と家の中を探し始める彼。
優しいなぁ…
でも押しに弱いってヘタレだよな、操縦し易くて助かるけど。笑
.