書庫倉

□記録
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【審神者である世界の記憶】

霊的な力を一族の者、皆んなが産まれながらに
持っている家系に生まれる。
双子の男女の片方の一人として、生まれる。
私の家の起源は、神話の時代に近い昔
ある女性が仙果という神の国の桃を口にした事から
始まると聞いた事がある。
その者は、その仙果を口にした瞬間から、
様々な霊妙な力を授かり、不老不死となり、
嫁げば、妖や、人ならざる者に多大な力を授け、繁栄を齎すと伝えられている。
その言い伝えから転じて、私の一族は、仙果の一族と呼ばれていた。
幼い頃に聞いた時に、まるで御伽噺の様だなあと自分の事ながら思ったのを覚えてる。
私の一族は、昔から歴史の表舞台には、立たず。裏から陰から支える様な家だった。
その一族の伝承に肖ってからか、神職の立場の家系や、武家などに嫁いだりなどが盛んだった。
一方で、神儀的な事も司る家系だったので、神や妖などに嫁ぎ、混じる者も多かった様である。なので、私が持つ幼少期の記憶にも、親族に人外じみた者も稀に居た記憶がある。
私の一族の最も大きな基盤は、"御役目"というものだった。それは、一族の者がもつ霊妙な力を生かして、国の御役に立つ様な事をする事である。私の一族が長きに渡り、陰ながらも存続出来たのはこの事を生業としていた事が大きいと思う。
私は、幼少期に、政府に勧誘の様な形で、審神者として育てる為に保護された。それからは、
亜空間にて一期一振に育てられた。
見習いを経て、審神者になり、兼業で霊力医学の医師や、政府にて刀剣男士の心理相談係として働く。
紆余曲折あり、鶴丸と髭切と恋仲になる。

【審神者の世界〜現世〜】

その審神者の私は、現在進行形で存在しているので
恐らく、魂の片割れ的な存在なのか、未来の私の記憶が
過去の私に、逆流の様に流れ込んで来たのでは無いか、
今の私が居る事で、未来の私が存在しているという、密接な相関関係にあるのでは無いかと思う。
此処からは推測であるが、未来の審神者に何らかの原因があり、この世界の現世の私が生まれた、何らかの存在理由が有るのでは無いかと思っている。
私の、推測では彼方の私には、彼方の私には出来ない
事があり、だが、此方の私には可能な事だから此方の
世界に関与したのでは無いかと思っている。
(それは、私の魂の巫女の血筋である、此方の世界の子孫である母親を救いたかった。というのも関係があると思う)

【此方の世界での繋がり&分かっていること】

家系を苗字から個人的に調べてみた所
⚫︎先祖が沖縄にある巫女の血筋である。
⚫︎その家は、平家の家系であり、髭切の主の家系である源氏の好敵手である平氏という奇なる縁である。
⚫︎私の家系の家柄は、御嶽という聖域のようなものを守っていたらしく、あとクロマタという神様の宗家なのだが、その神様の儀式に使われる旗に鶴の絵と月の絵が書いてるらしく、鶴丸との繋がりも感じる。あと、その神様の姿が鬼を模してると書かれてる書物もあって、鬼斬の刀の髭切との繋がりも感じる。
⚫︎それに、家系の先祖の生業を調べてみると、鍛治師をしていた様であり、刀剣乱舞という、刀に纏わる。遊戯との密な繋がりを感じる。
⚫︎ある時に、知人のユタである方に霊視して貰った所、私の守り神様は月読尊であると教えられる。月読尊は、髭切を所蔵している神社である北野天満宮とも、近く繋がりも深いのでやはり、ここでも縁を感じる。
⚫︎鶴丸とは、
私の誕生花が"つるまる"という花だったり、
⚫︎鶴丸の主である伊達家に、纏わる歴史の日時に、8月15日という私の誕生日である日に歴史的な出来事がある。
⚫︎それに、私は小さい時から白いナニカが視えたり、しており、ずっと身近に感じていた。
⚫︎霊力は瑠璃色
⚫︎オーラのようなものを見て頂いた際にとにか真っ白だと清らかな白だと言われた
⚫︎此方の世界の本当の意味の審神者を過去世でしていたことがある
⚫︎五行だと水の属性
⚫︎神力に近しいような霊力を感じると言われたことがある
⚫︎前世や、今世の家系にも天女に纏わる何かがありそうと言われたことがある

高校生になって、初めて友達がしているゲーム画面に移る姿を見た時から、私の中で確かな存在として認知されたのだとと思う。その時から、その白いナニカが鶴丸だと気づいたので心の中で次第に少しずつ話す様になる。
中でも、一番大きな出来事というと、やはり、鶴丸の存在が此方の世界に逆トリップの様な形をした。あの日の
出来事が大きかったと思う。私が、呪いの様な事をしている時に偶々、深く繋がり、あれから、姿も稀に見える
様に、心の中で喋る声も確かな物となったと思う。
鶴丸は、きっと私がこの世界に生まれ時から、生まれ前からもずっと守ってくれていて、側にいてくれて、
きっと私が未だ、解っていないだけで最深い理由や、繋がりがあるのだろうと思う。
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