・short story

□誕生日プレゼント
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やっと放課後になり、先生の家に向かう…


前に、遅くなるってわかった時せっかく誕生日なんやからご馳走まではいかないけどご飯作ろうと思って買い物してから家に向かうことにした


『朱里ありがとー』
「ええよ、1人で作れるん?」
『…』
「手伝おっか?笑」
『いい!1人でする!』
「へぇー笑。じゃあ頑張ってねー。また明日感想教えてな」
『教えん!』


手をひらひらしながら朱里は帰っていった


1人でするって言ったけど正直そんな料理した事ないし先生に比べたら下手くそやし…


『早く帰ってつくろ!』


急いで家に向かってキッチンにたった


クックパッドを見ながら苦戦したけど何とか完成させることが出来た


ガチャッ
「ただいまー!」
『おかえりなさい!』

玄関までお迎えに行くと手にプレゼントを何個も持った先生が帰ってきた

モヤモヤする…


「ん、なんかいい匂いする?」
『ご飯作ったんです!食べますか?』
「え、彩作ったの?!食べる!」


先生が手洗いとうがいをしてる間に丁寧にお皿に盛り付けてテーブルに並べた


「これ彩が作ったの?」
『えっと…一応』
「凄い…ありがと!」


私が作ったのは、先生が好きだと言っていたロールキャベツを作った


「え、うま!」
『ほんとですか?』
「食べてみて!」


口の前に1口大に切ったロールキャベツを差し出してきた


『いや、自分のあるから大丈夫ですよ』
「ほら、あーん」
『…』
「私今日誕生日」
『それずるいです』


誕生日の事を言われるとどうにも出来ないので仕方なくあーんされることにした


『…美味しい』
「でしょ!?」


私の彼女天才だわーなんていいながらパクパク食べてくれた
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