・short story
□Which one do you like?
2ページ/4ページ
勢いで言ったのはいいけどカフェオレなんか作ったことない
作り方わからへんし…
朱里も夢莉も手伝ってはくれへんから1人で頑張らな
そう思って何となくで作って飲んでみたらめっちゃ苦い!!
『なんでこうなるねん…』
自分の料理の出来なさに涙が出てきた
『うぅ…あかりぃ…ゆーりぃ…』
「「彩ちゃん?!」」
泣きながら2人を呼ぶと2人とも急いでキッチンまでやってきた
「どした?何があったの?」
「カフェオレ作ったんやなかったん??」
『カフェオレ…作れへんかった…』
泣きながら説明すると夢莉はカフェオレをすぐ作り始めた。朱里は泣いている私を優しく抱きしめてくれた。
「はい、彩ちゃん」
『ヒック…ゆーりありがと…朱里もありがと』
「どういたしましてー」
「ほらあっちでゆっくり飲も?アカリンの分も作ったから」
「やった!ゆーりありがと!」
それぞれ飲み物を持ってさっきと同じ並び方で座った。