・アオハル
□第1話
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「なぁ何してんの?」
声が聞こえた方に行けば1人の小柄な女の子とそれを囲む2人の男
(は?お前には関係ないやろ)
(お前誰やねん)
「俺のことはどうでもええやろ。何してんねん、女の子囲んで。怯えとるで」
(この子は俺らと今からお楽しみなんや)
(やからはよどっか行け)
そいつらが来ているジャージは顧問が厳しいところの学校の物だった
「お前らの顧問に言ったろうか?顧問怖いんやろ」
(は?お前俺らの学校知ってんのかよ)
(逃げた方がいいぞ)
「このこと言うたらお前らどうなるんやろな」
(逃げるぞ!)
顧問のことを口にすると慌てたように逃げた男達
『あのっ!』
「ん?あ…」
『ありがとうございました』
「大丈夫?」
『大丈夫です。何もされてないんで』
「気をつけや?」
そう言って招集場所まで急いだ
(先輩何やってたんすか)
「んー?ちょっと色々。招集まだやってんな」
(遅れてるらしいですよ)
招集が遅れているらしく少し待っていたら男子の招集が始まり離れた場所でカメラをいじっていると女子の800mの招集が始まった
(先輩、あの子知ってますか?)
「びっくりしたぁ。どしたん急に」
カメラをいじっていたから後輩が戻ってきたのに気づかなかった
(あの子難波高校の)
「ん?あ…」
その子はさっき助けた女の子だった