・Sweet Smell

□第4話
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1週間経つのは凄く早くてもう取材の日になってしまった


あの日のことがあったため太田さんと顔を合わせるのが気まずいがこれは仕事だと言い聞かせ気にしないことにした




「さや姉〜、今日から取材やろ?イケメンさんいいなぁ」
『イケメンさんやなくて太田さん。良くないわ』
「やって、イケメンで性格いいんやで?言うことなしやろ」
『そうやろうけど…もう時間やから迎え行ってくる』



朱里は呑気にいってらっしゃ〜いって見送ってくるが私の気持ちは沈んでいくばっかだった


太田さん普通の顔で来てくれるかな


いや、普通の顔で来てもらわんと私がしんどいな


なんて考えながらエントランスで太田さんを待つ


5分くらいしたらスラッとした男の人が入ってきた


…太田さんだ
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