・Sweet Smell

□第3話
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しばらくすると肩に程よい重さを感じ隣にいる山本さんを見た


『っ///』


山本さんは子供みたいな顔で寝ていた
その顔に見惚れていると山本さんのマンションに着いた


『山本さん。山本さん』
「…」
『運転手さん、少し待っててもらって大丈夫ですか?』



タクシーの運転手さんに待っててもらい山本さんを部屋まで送ろうと思いおんぶをした


『軽っ、ちゃんとご飯食べてる?』


エントランスに入ろうとしたらオートロックで入れない
山本さんを起こすしかない



『山本さん起きてください』
「ん、んぅ」
『山本さん番号なんですか?』
「んー、ん?え、太田…さん!?」
『タクシーの中で山本さん寝てしまって』
「ぁぁ…ごめんなさい!714です!」


扉が開き部屋の前まできたら山本さんから鍵を渡され扉を開けそこで山本さんを下ろした


「ほんまにすみません…」
『大丈夫ですよ』
「…」
『山本さん?』
「…泊まってって言ったら…泊まってくれる?…」
『え?』
「ごめん!嘘!ありがと!」
『あぁ、はい』



そう言われ扉を閉められた


山本さん、そんなこと言われると勘違いしてしまいます…


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