・Sweet Smell

□第2話
1ページ/3ページ

あ、そういえば今日雑誌の打ち合わせあるんだった


行きの電車でふと思い出した


私の仕事である調香師について雑誌で連載をすることになりその打ち合わせが今日あるのだ


どんな人やろと思いながら電車を降り駅前のビルに入っていった



『10時から…』
「さや姉、おはよ!」
『朱里、おはよ』
「今日雑誌の打ち合わせやろ?頑張ってな〜飲みに行こな〜」



今日の予定を確認していると同期の朱里が現れ飲みの約束を無理やりされた


今の時間は、9時ぴったり
10時まで何をしようかと思ったが今度プレゼンがあることを思い出し資料を作ることにした



作業に集中していてふと時計を見たら50分を指していた
やばいと思い急いで会議室に向かった
次へ
前の章へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ