・short story
□猫ちゃんだったら、、、?
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〖太田夢莉×山本彩の場合〗
夢莉side
フワッフワッ
ん?ふわふわ?
昨日は確か彩ちゃんを抱きしめて寝たはず、、これは何?
ゆっくり目を覚ますと、、
『え!?』
なんとそこには頭からは真っ白な耳を生やし腰からは耳と同じ真っ白なしっぽが生えているではありませんか
『こんなことってあるの??』
当の本人はすやすやまだ夢の中
『、、、起こさなきゃ、、いや、写真撮ってから、、』
カシャッ
『彩ちゃん?起きて?』
「んぅ、、ゆー、り、」
彩ちゃんは抱っこをせがんできてるけどこの状況説明してもらわないと!
『彩ちゃん、この格好なに?』
「ん?」
彩ちゃんはなんの事か分かってなさそうだから部屋にある全身鏡の前に連れていった
「ふぇ?!なんこれ?!耳!?しっぽ!?なんで?!」
『なんでこうなったか分かんないの?』
「あ、、もしか、、して?」
なにか心当たりがありそう
『なに?』
「いや、百花から舐めたら面白くなる飴もらったんやけど、、、それ?」
何そのあからさまにやばいもの
彩ちゃんも彩ちゃんだよ、、なんで舐めちゃうの、、
『それしかないでしょ、百花さんに聞いてみよ』
百花さんに電話をして聞くと猫だけじゃなく他の動物にもなれるそう、たまたま彩ちゃんは猫だったらしい、1日で元にもどるから心配するなと、、いやいや心配するでしょ!最後に百花さんからこんなさや姉見れんで?楽しんどきって意味ありげに囁かれた、、
「ゆーり?百花なんて?」
『1日で戻るから心配するなって』
「そっか、じゃあ心配せんとこーっと」
そんな彩ちゃんの猫耳をツンッとつついてみたら
「ニャッ!?!?」
『っ!!』
彩ちゃんがバッとふりむいたと思ったら顔を真っ赤にして涙目にしてる
あ、なるほど、、誘ってるのか、、
受けてあげますよ、彩ちゃん、
『彩ちゃん、、ベッド戻ろっか、、』
まぁ、いろんな意味でたくさん鳴かせましたよ、、笑