・short story

□末っ子
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朱里side

最近の彩ちゃんはMステやらツアーのことやらでめっちゃ忙しそう

休めとるんか心配になるくらい忙しそう

『よし、会いに行こ!』

[さや姉、明日の夜空いとる?]

LINEを送って少ししたら

[空いとるで、明日東京なん?]

[そうやで!さや姉の家行くわ!]

明日に早くならんかなあ



ピンポーン
「はーい」

インターホンを押すと可愛い可愛いさや姉の声

『来たでー!』

カチャ

ドアを開ける音がしたら開いたと同時にさや姉が飛びついてきた

「朱里っ!」

『うぉっ!さや姉危ないやろ笑』

さや姉の顔を見るとにっこりと満面の笑み

「ずーーーーっと会いたかってん!」

ズキュン!!!!
か、可愛い、、

「朱里?」

朱里より背の低いさや姉は上目遣いで顔を覗き込んできた、無自覚やな

『あぁ、ごめん笑中入らへん?』

にこにこのさや姉に手を引っ張られながら部屋に入る

荷物を整理してるとソファーの方から彩ちゃんから視線を感じる

『さや姉?どしたん?』

さっきまでにこにこやったのに急にぶっすーと不機嫌な顔に

「やって、久しぶりに会えたのに、朱里構ってくれへんもん」

さっきから何可愛いことをかましてくれるんですか

『ごめんごめん、もう終わったからいっぱい構ってあげれるで?』

さや姉の隣に座りながら言う

「ほんま?!じゃあ、、」

目をキラキラさせながら朱里の膝の上に乗ってきた

「チュー、、して?」

そんなこと言われたら我慢なんか出来んくて夢中でさや姉の唇を求めた

「ん、んん、、、はぁ、、はぁ、」

激しかったのか肩で息するさや姉がエロいなぁ、、なんて考えてると肩を全然痛くない力で叩かれた

「ばか、激しいわ!」

『えぇ、さや姉が求めてきてくれたやん』

そう言うとさや姉は朱里の肩に顔を埋めて

「、、、ばか」

どんなに忙しくても大変でも朱里が甘えん坊で寂しがり屋で頑張り屋さんな末っ子さや姉を甘やかしてあげよう

fin


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