・今日、好きになりました。
□第14話
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ー夢莉&彩
「夢莉くん!見て!可愛いぃ…」
『蛇?!無理無理無理』
「え、蛇無理なん?笑」
『むりぃ…』
彩ちゃんは蛇を見つけた瞬間蛇の展示ケースまで走っていった
目キラキラしとるやん笑
『蛇好きなん?』
「うんっ!爬虫類大好き!!」
『へぇ〜、意外やなぁ』
「そう?ずっと見とったら可愛く感じん??笑」
『可愛くないぃ…』
嫌がっている僕を見て彩ちゃんはケラケラ笑っている
爬虫類平気て…すごいな…
手…繋ぎたいな…
『次行く?』
「そうやね、行こっ!」
『うん、手繋がへん?』
「え、あ、うん!」
僕の右手を差し出すとゆっくりやけど彩ちゃんの左手が重なった
それだけで心がポカポカと暖かくなった
彩ちゃんの横顔をちらっと見るとほんのりと顔が赤くなっていた
そんな時ある1人が来た
紗「夢莉くんと話したいんやけど…」