短編

□バレンタインのその後
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葵side


着替えて体育館に着くと


『あれ?優子先輩?』


「よっ」


部活を引退したひとつ上の優子先輩が来てた。



『今日はどうしたんですか?』


「ほら、バレンタインだからさ」


『だから?』


「皆からのチョコを回収してたわけ」


『はあ』


「おかげで大収穫!そのお礼にちょっくら部活に顔出そうかと思って」


『そんな貰って小嶋先輩は怒らないんですか?』


「うちの小嶋さんはそんなんじゃ怒りませんー。むしろモテない彼氏はいらないって。んふ。」


『はー、さすが小嶋先輩』
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