マギ 伝説の迷宮

□伝説と呼ばれた迷宮
1ページ/5ページ


歴史上それが初めて確認されたのは、
およそ14年前のことであった。
海底から突如現れた、謎の巨塔。
それこそが第1の「迷宮」であった!

それは異様な建築物だった。
未知の文明の建築様式...
決して壊れぬ不思議な素材。
入り口らしきものは一つだけ。
中は一切見えず
不気味な光を放つのみ。

そんな中、歓喜に打ち震えたのは...
科学者達であった!!
直ちに調査団が結成された。
その規模数千人。
帝国も軍隊を惜しみなく投入し、
新たなる英知の発掘を願った。
人々は、期待に満ちていたー……

が、しかし...
二千人の調査団全滅
一万人の重装歩兵団全滅
誰一人として、帰ってくる者は
いなかった。
やがて塔は「死の穴」として
恐れられるようになり...
塔へ立ち向かう者が居なくなろうと
していた...その頃、
閉ざされていた扉より現れしは...
輝く財宝と蒼い巨人を従えた、
一人の少年の姿!!

その後も多くの迷宮を攻略していった少年は王となりこう呼ばれるように
なった。
七海の覇王、シンドバッドと...

そしてこれはそのシンドバッドですら
辿り着けなかった唯一の迷宮。

第0迷宮

別名、海底神殿と呼ばれる迷宮を攻略した少女のお話
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ