☆人魚姫遊戯☆

□【※】五☆人魚姫遊戯☆
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【※】☆人魚姫遊戯☆


5


触れる唇をはなさずに、唇に唇を押し付けたまま、
絡む舌をはなさずに、 舌に舌を絡ませたまま、
押し倒す幻狼に、押し倒された柳娟。

白いシーツの海の上に、美しい長い髪が、波打つ波のように広がった。

シュルリ、と、サテンの擦れる音をさせ、
柳娟の水色の帯の蝶々結びを解く幻狼。

桜貝色の衣装の、ひらひらした胸元の前をはだけると、
あらわになった、2回目の、真っ平らな胸板と、
桃珊瑚色をした、その二つの胸の先。


幻狼は、上半身裸になると、
柳娟の白く細い首に、口を付け、

「ン……」

二度、三度、軽く吸い、

「ン、、ン、、」

舌を這わせ、

「ン……ン……」

何度か、強く吸い、

「ア、、ア、、」

赤い痕を付ける。

「…ア、、……幻狼…」

「可愛ええで……柳娟…」


幻狼は、下半身も裸になると、
柳娟の白く細い首に、2本の牙をあてがい、

「……ン」

二度、三度、軽く噛み、

「ン、、ン、、」

舌を這わせ、

「ン……ン……」

一度、強く噛んだ。

「ア、、」

幾つかの赤い痕とは、別の、2点の赤い痕。

「…ン、、……幻狼…」

「綺麗やで……柳娟…」

幻狼は、血こそ滴っていない、2点の赤い痕に、
優しく口を付けながら、
血でも滴っているかのように、2点の赤い痕を、
優しく舐めながら、


─────その胸の先を触った。


「アッ」

白いシーツの海の上で、ピクン、と、小さく体が跳ねた。


その胸の先を、人差し指と中指の間に挟み、つまみ、はじく。


「ア……、ア……、アッ、アッ、アッ、アッアッ、、」

何度も、ピクン…、ピクン…、と、体が跳ねる。


(ア……、やだ……、そこ、そう、そーされるの、気持ちいい……、
もっと、気持ちよく……なりたくなっちゃう………)



「………アッ」

─────ピクンッ



(感度ええな……、もっと、気持ちようさしたなってまうわ………)

幻狼は、左の胸の先を、吸う。

「アンッ」

ビクッ、と、体が跳ねる。

(ア……、やだ、それ……、気持ちいい……。
もっと……、気持ちよく……なっちゃう………)

左の胸の先を吸いながら、右の胸を撫で、

「………ンッ」

右の胸を撫でた手が、白い脇腹を撫でる。

「………アッ」

白い脇腹を撫でた手が、浮き出た腰骨を撫でる。

「………アンッ」

浮き出た腰骨を撫でた手が、大きくなったところへと、伸びる。

「………アアンッ」

ビクンッ、と、大きく体が跳ねる。



(いい……、気持ちいい……、ハァ……、声が、出ちゃう………)

「ハァ……、アッ……、…アッ…アッ…アン……、アアンッ、…アッ…アッ」

(ええ声やな……、ずっと、聞いてたなるわ……)



伸ばした手が、大きくなったところの先端を、撫でまわす。

「………ンッ!」

少し腰が浮いてしまう。

「…ハァ、、……幻狼…」

「気持ちええか?」

先端を撫でまわす手が、大きく硬くなったところを握り、上下する。

「………アッ!」

さらに腰が浮いてしまう。

「…ねぇ、、……幻狼…」

「気持ちええことだけしたる」

上下する手が、大きくなったところの根元を、転がすように、撫でまわす。

「………アアッ、、アアッ、、ンッ、ンッ、ンンッ!」

もっと、腰が浮いてしまう。

「…ちょ、ちょっと、、……幻狼…ッ」

「血ィでるような、痛いことはせえへん」

「幻狼っ、あんたっ、なんでこんなっ、手慣れてンのよッ!!?」


幻狼は、それには答えず、転がすように撫でまわしていた手を、
浮いたその腰の、できた隙間から、割れ目に沿わせて滑り込ませ、
そっと、その繊細なところを、撫でた。

「………アッ」

─────と、見せかけて撫でず、

「………アアッ」

手を一度引き抜き抜くと、根元を一撫でし、

「………ンッ」

また、手を滑り込ませて、その敏感なところに触れる。

「………ンンッ」

と、思わせて触れず、また手を引き抜くと、根元を一撫でし、

「………ンン〜〜ッ」

また、手を滑り込ませると、その鋭敏なところに触る。

「………ンンン〜〜〜ッ」

と、見せかけて、やっぱ、触らない。根元を一撫でし、

今度こそ─────………

「………ンンン〜〜〜ッッって、幻狼っ、もうっ、ダメッ!!」

幻狼は、柳娟の、その物欲しげなところを、中指の腹で、撫でた。

「アッ、、ああっ、アッ、アッ、アアッ」

人差し指を足し、中指と人差し指の二本で、撫でる。

「あンッ、あ…あ…、、ンンッ、、ンッ、ンッ、ああっ、ンッ」

薬指を足し、中指と人差し指と薬指の三本で、撫でる。

「アアンッ!もうっ、我慢できないッ!!」



柳娟は、もう我慢できなかった。


「…入れて、、……幻狼…」

「可愛ええな……柳娟…」


幻狼も、もう我慢できなかった。



柳娟は、白魚のような指で、幻狼の両頬に触れると、
その唇に、自分の唇を、押し当て、3度目の、キスをした。

2度目より、深く舌を入れ込んだ幻狼。
の、舌に、2度目より、きつく舌を絡ませた柳娟。

白酒と老酒と紹興酒の味のするディープキスをする。

絡まってはほつれ、ほつれては絡ませ、
舌の根も舌先も潤い乾かぬディープキスに、
とろみ のある熱が、零れ溢れそうに、溜まってゆく。

柳娟は、強い酒の味のする唾液を、ゴクン、と、飲み込んだ。


「…ン、、……幻狼…」

「生まれ変わっても、また男のカラダがええ、
人間のオンナなんかに生まれ変わりたないって思わせたるわ、……柳娟…」


幻狼は、柳娟の、カモシカのような、両足を開いた。
柳娟は、その、片足金貨25枚。計金貨50枚の、両足を開いた。



to be continued…


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