☆短編小説☆

□☆二人悪戯☆【※】
1ページ/2ページ

☆二人悪戯☆


─ 壱 ─

木にもたれかかり、ハァハァと、
押し殺した、苦し気な声を出す柳宿。


…熱……上がってきちゃったみたい


「ハァハァ、、アッ、ンッ、、アアッ、、
もっと、、してください、、ああン、、
星宿様、、あン、、もっと、、もっと、、
もっと、、あたくしのこと、、
可愛がってくださいましなっ♡ アアッ、、」


(あ、イケそう)

(星宿様〜〜〜〜〜♡)

(あ、だめ、イケない)


「柳宿」

藍色と水色の男装の衣装の上をはだけ、
下を太ももまで下ろし、
左手で、自分のモノの根元を、
やや強めに押すように揉みながら、
右手で、自分のモノを、
やや強めに上下させている柳宿に、
翼宿は声をかける。


「なんだ、翼宿じゃない」

「なあなあ♡ イケへんのやろ!?手伝って、やろか? 」

柳宿に近づいてきて言う翼宿。


「は?」


(なに言ってンの、コイツ?
あたしと、エッチしたいってこと?)

(でも、このままじゃ、いつか、
星宿様のこと、襲っちゃいそうだし)

(う〜ん)


「星宿様に、ゆうたってもええんやで〜。
『柳宿さんがぁ〜、こーてーへーか、オカズに、
森の木陰で、ひとりえっち、してはりましたわ〜』ゆうて♡
だーはははは(笑)」


「1から10までデリカシーなく、脅してンじゃないわよッ」


と、100回往復ビンタ食らうかと思ったら、
意外にも、真っ赤な顔をする柳宿。


「それは、やめて、、お願い」

「お、おお。わーったわ」

「なんでも、言う事、聞くから」

「お、おお」

「あと、キスもやめて」

「おお。せーへん」

「あと、縄とロウソクはOK。首輪はやめて」

「おお」

「あと、貞操帯もやめて。さるぐつわ はOK」

「そこまで、求めてへんがな」



次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ