Dream
□私の小悪魔
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「じゃあ私が彩さんにかっこいいって思わせますね」
なんて言って彩さんの顔をじっと至近距離で見つめてみたり顎クイしてみたり頭ポンポンしてる1。
あの隣に恋人いますけどね??
太田夢莉っていう恋人座ってますよ??
彩「…なかなかやん」
「やった〜♡私も意外とかっこいい顔できるでしょ??」
彩「せやな」
「彩さん照れてますやん!その顔可愛いから写真撮りましょ!」
いやいやチューできるくらいの距離やん!
写真にしては距離近すぎない??
「ありがとうございまーす♡」
彩「また後で送っといて!あ、」
「はい?」
彩「隣、怒ってんで」
彩さんはいらないことを言い残してどっかに行っちゃった。
「怒ってるん?」
なんて顔を覗き込んでくる天使。
ここで素直に可愛いこと言えたらいいけど
そんな事を言えるはずもなく結局可愛げも何も無いことを言っちゃう私。
夢「…別に」
「彩さん怒ってるって言うてたのにな〜」
夢「知らん」
「あーちょっとムスッてしてるやん!」
夢「してない」
「してますよ〜」
楽しそうにニコニコしながら
私のほっぺたをいじってくる。
それなのに急にまっすぐ目を見つめて
「嫉妬なんて可愛すぎる」
って言うもんだから不覚にもドキッとしちゃう。
「あ、ちょっと顔赤くなった」
夢「なっ!?」
「ふふーん♡」
梓「ちょっとそこ、何イチャイチャしてんの〜」
夢「別にしてな、」
「いいでしょ〜♡」
満更でもなさそうにニヤニヤな1