Dream
□私だけの
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そこから劇場で1が話しかけてきても冷たく返した。
「夢莉さーん!!」
と抱きついてきても
夢莉 「なに?ちょっとどいて」
みたいな感じで。
ちょっと戸惑ってる1の顔を見たら申し訳なくなるけどお仕置きやし。
それからあっという間に帰る時間に。
私と1は一緒に住んでるから普段は一緒に帰る。
でも今日は一緒に帰らない。
私だって本気やから。
「夢莉さん、帰りましょ〜」
夢莉 「今日ちょっと他の子と帰るから先帰ってて」
「え? は、はーい…」
***
家にて
私が家に戻ると1はもう家に着いててテレビを見てた。
「あ、おかえりなさい!」
もしかして泣いたのかな?
目が少し赤くなっている。
でもそんな姿を見たらもっといじめたくなってしまうのが私で。
夢莉「ん。」
それだけ言って通り過ぎようとしてした時
「夢莉!!!」
後ろから抱きつかれた。
「なんで今日そんなに冷たいん?もう嫌いになっちゃったん?」
声が震えている。
あ、泣いてるんや。