Dream
□風邪とデレ期
2ページ/4ページ
彩 『1行くで』
私も荷物をまとめて声をかけ、1と一緒にレッスン場の外に出る。
そしてスタッフさんが用意してくれた配車に1を乗らせて隣に私も乗り込む。
「彩さんも!?」
目をまん丸にしておどろいてる1
彩 『1送るって言うて帰らせてもらってん』
「そういうことか〜」
どこか安心したようにふにゃふにゃと笑う1
可愛い、可愛すぎる、、
そして今は家に向かってる途中やねんけどまたまた1の様子がおかしい。
具合も悪そうやけどそこやなくて。
デレ期やねん。
「彩さん、右手かしてください」
彩 『ん』
右手を出したら
そっと手を繋がれる
「ふふ、あったかーい」
なんて言ったかと思えば
「やっぱこっちがええ!」
と私の腕に抱きついてみたり。
彩 『どしたん?』
「どうもしてないです」
なーんて言葉では言わへんけど
私に抱きついてたまま離れへん1
腕に抱きついたままちょっと下から上目遣いで顔を覗き込んでくるもんやから
もう可愛すぎて可愛すぎて理性飛びそうやねん。
そうこうしているうちに家に到着
早くリビングに入れて熱を計らせた