リクエストブック
□嫉妬
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最近の彩さんはみるきーさんばっかり
もうすぐ卒業してしまうし
仕方ないといえば仕方ないけど…
今撮影してるPVもみるきーさんのラストシングルなんやけど彩さんはずっとみるきーさんのことを目で追ってる
もうあそこの2人は付き合ってないって
分かっててもやっぱり苦しい…
夢 「はあ…」
岸 「何、ため息ついてんねん」
夢 「あ、りかちゃん」
知らないうちにため息がこぼれてたみたい
岸 「なんかあったんかー?」
夢 「んー、えっとー」
今回のPVでさやみるきーが多くて
それに嫉妬してるなんて恥ずかしくて
言えるわけがない
岸 「どうせ彩のことやろ」
夢 「何で分かるの!?」
岸 「やって考えてる時2人のこと見てたやん(笑)」
夢 「あ、、、」
だっていま彩さん達が撮影してるのは
彩さんとみるきーさんがベッドに
寝転んでいるシーン
寝転んでるだけでも嫉妬しちゃう
しかも相手が元カノのみるきーさんなら
なおさら
岸 「まあ苦しいとは思うけどどうにもしてやれへんしなぁ」
夢 「仕方ないとは分かるんですけどね…」
りかちゃんと話していたら
2人の撮影はひと段落ついたらしい
また何となく2人のことを見てしまった時
パチッとみるきーさんと目が合ってしまった
そしてすぐにニヤっとしたみるきーさん
が駆け寄ってきた
み 「ゆーりたん見すぎやで?♡」
夢 「ごめんなさい、つい…」
み 「そんな俯かんといて、分かってるで(笑)」
夢 「へ??」
み 「私が彩ちゃんとおることに嫉妬してたんやろ?」
やっぱりみるきーさんは流石だ
なんでもお見通しだ
笑っているのに真っ直ぐなみるきーさんの
目に見つめられたら嘘なんて言えなかった
夢 「ごめんなさい」
み 「ゆーりちゃんが謝ることちゃうからええよ(笑)しかもそれが当たり前やし」
夢 「ほんまに馬鹿ですよね私」
み 「私がゆーりちゃんでも嫉妬するから(笑)でもな大丈夫やで?ほんまにもう彩ちゃんとは終わってるから心配せーへんくてええよ?」
夢 「…」
み 「なんで黙り込むねん(笑)」
夢 「やって、、」
み 「ほんまやから。もう彩ちゃんはゆーりちゃんのもんやで」
夢 「みるきーさん…」
こんな私にまで優しくしてくれる
みるきーさんについ涙が出そうになる