Dream

□側に
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『ただいまぁ』



1週間ぶりの大阪



いろんなお仕事をして家に帰ってこれたんは夜中の2時前やった。



1週間家に帰れへんかったってことは
必然的に1にも一週間会えてへんわけで。




でももう起きてへんやろなぁ





なーんて考えながら部屋に入ると
まさかの光景






電気のつけっぱなしのリビングに
私のライブ映像が流れっぱなしのテレビ




ああ、もしかして。




ソファーの中をそっと覗いたら
教科書を読みながら寝てもうたらしい1の姿。





近くの机の上は学校の教科書やらNMBの仕事の紙やらで大散らかし。




メンバーに囲まれてる時は
少なからず大人っぽく見えてもこういう時はやっぱりまだまだあどけないねんなぁ。




会えへんから私のDVD流してたんかな?




普段は口にしてくれへんけど
寂しいと思ってくれた事が嬉しくて
少し口を開けて気持ちよさそうに寝ている姿がたまらないほど愛おしくなる。






起こさへんように、、





頭をそっと撫でる
ソファーのところに座り込んでまるで自分の子どもをあやすみたいに。





「ん、、?」

『ああ、ごめん起こしちゃったな?』

「ん」





体を起こして抱きついてくる1




あかん、ほんまに可愛すぎる、、、




私の鎖骨のあたりに頬をぴったり寄せて
少しむすっとしてる姿が愛おしくてたまらへん。




『ごめんな、寂しかったな?』

「…」




何も言わんとまるでしがみつくかのように
抱きついたまんまの1
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