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□チョコ
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困りました。
今日は2/14 、好きな人にチョコを渡す日もしくは貰う日。
私は貰いたい派。
今朝、靴箱を開くとありがたいことにチョコがたくさん。
その中に好きな子のチョコはありませんでした。
教室に行く間にも貰いました。
そして、引き出しの中にもありました。
でも好きな子からのチョコはどこにもありませんでした。
『はぁ』
漏れるため息。
齋藤「そんなにチョコもらっといてため息なんて、羨ましいですなぁ」
『ふーちゃんだっていっぱいもらってるじゃん!モテ女!』
齋藤「まぁね!」
ふーちゃんのカバンはチョコでパンパンになっていた。
これじゃ、チョコ以外は何も入らないよ。
齋藤「それで、てちからのチョコあった?」
『ブフーーーッ!なななななんで!!??』
齋藤「勘だね、あたりだな」
『カマかけたのか。。。』
齋藤「名無しさんに本命がいるなんて知ったら、このチョコの分の乙女が泣くわけね」
やれやれモテる女は辛いねぇと首を左右に振るふーちゃん。
どうせなら好きな人からモテたいです。
ガラガラ
教室のドアが開くと、本命のてちが入ってきた。
てち「あ、二人ともおはよ〜」
手を振りながらやってくる。
天使。
『おはよー』
齋藤「おはよ!見てよ、てち!名無しさんめっちゃチョコもらってんの!」
『ちょ、ばか、やめろ!』
てち「うわぁ!すごぉい!!」
目をキラキラさせて、チョコ何個あるんだろうって数え始めた平手さん。
あ、これ私に興味ない感じでしょうか。
てち「ふーちゃんもいっぱいもらってるじゃん!どっちが多いかなぁ」
今度はふーちゃんの数え始めた。
いや、多分ふーちゃんの方が多いとおもうけど。