来年笑う
□スパイス
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白「んん??」
桃「いらっしゃいませ
初めましてミサさん桃太郎です
どうしたんですか?白澤様?お客さんに失礼ですよ」
お盆にお茶を乗せながら挨拶しに来た桃太郎が目を擦っている白澤を咎める
白「桃タロー君 あのねなんだかミサちゃんが2重に見えるんだよね可愛い女の子とミセスに」
ギックウゥゥ!!!
桃「は?何言ってんですか?
アンタまだ酔ってんじゃないスか?どう見ても俺のお婆さんくらいの方ですよ」
「そりゃ白澤様から見たら100歳そこらの私なんてまだまだお嬢ちゃんですわよね!ウフフお上手だわ〜♪」
鬼「………無駄機能か(ボソッ)」
白「うーん…ゴメンね?ミサちゃん変な事言って
えっとクローブだよね?少しならあるよ」
今準備するからね〜と陽気に薬棚の方へ向かって行った
桃太郎が謝りながら出したお茶を受け取り
一瞬鬼灯と目を合わせてから素知らぬ顔をして包み終わるのを待つ事にした