□愛と謝罪
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深夜2時過ぎ、この時間は私の謝罪の時

間、あなたが私のところにやってきて

私のことを責める時間。

あなたが悪いんじゃない、だれかが悪

いんじゃない、ただ運が悪かっただけ

と貴方は私を責める。

慰めという名の攻撃が私の心を蝕むけ

ど、私はそれに耐えなければならな

い。

ごめんなさい、本当にごめんなさいと

何度も何度も口からこぼれてくるけど

そこから落ちた雫は鋭く尖り私の左腕

を傷つける。

ごめんなさいごめんなさいごめんなさ

いごめんなさい

誰に言っているのか、何のために言っ

ているのかもわからなくなった頃、や

っとあなたは私を解放する

「気付いてほしいの」

あなたはそっと囁く、心に訴えかけ

る。

「私はあなたを悲しませるためにあな

たのところに行ったわけじゃないの」

花を咲かすことのなかった蕾が小さな

光になる、それはとても大きく目には

見えないもの。

「ねぇ、気づいて?」









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