You're my superman forever

□1話
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スキエンティア魔法学園

今日から新入生としてこの学校に通う


 


私はこれから始まる学園生活に

期待と不安をもって校門をくぐった



やはり学園都市ということもあり

入学して早々授業が始まった



友だちもまだ作れてないのに…

不安ばかりが募っていく



あ、そういえば


この学園、中庭がすごいキレイだってみんな言ってたな


ちょっと行ってみよう


方向わかんないけど




 




「このクソがっ」


「お前の教室はここだ!」


ん??

何だか騒がしいね…



というより私は中庭に向かえてるのかな?


 

まあ誰かいるなら聞いてみよう


『あの〜、すみません…』

「ああん!?」


え、なになに?

何かやばいことに巻き込まれそう??


 
「お前何しに来たんだよ」


『ちょっと道に迷ってしまって…あなた達も何してるんですか?』



ゴミ広場に溜まって何してんだ一体


「何だ?1年のくせに先輩にそんな口聞いていいと思ってんのかァ?」




『…すみません。中庭を探してて』

「中庭ならあっちだ。どっか行け!」



 

『ありがとうございます…』




ガサガサ…

ん?ゴミ箱の蓋が動いた??





ゴミ箱の中に誰かいるのかな




『あの…』


「まだ何か用あんのかよ!!!」



『その中に誰かいるんですか?』


すると先輩方は顔を強張らせた





「な、何もねえよ!?」


図星か





『へぇ〜…』


こういう白々しく嘘つくやつは嫌い


『…!』

こんなところにトリカブト!

このトリカブトを先輩の口に投げてやろう



『先輩!こんなところに綺麗な花咲いてますね〜』


「ああ??」

今だ…!




 












「むぐぅぅぅ…!!!」

「テメェ!!!」


『すみませえ〜ん、あまりにも綺麗な大口だったんで花瓶と間違えて生けちゃいました〜』


「このクソがああああ!!!!」


『トリカブトは有毒なので早く口から出すことをオススメしますよ♪』


「ヒィィィィ!!!」


先輩方はそそくさと逃げていった



正義は勝つんだよ、絶対。



 


あ、ゴミ箱!


蓋を開けようとすると








?「うわあああ!」
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