STORY
□カリモノコセイ
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この世界は人口の約8割がなんらかの個性を持っている
その個性が現れるのは幼少の頃…
しかし、まだ個性についての条例などが整えられてなかった時期、幼少の頃から個性が何であるかを見定め、自分達の家系にとって誇りとなるか否かで
…子を捨てる親達が少なからずいた
(父さん…母さん…)
これは、その中の内の一人
(なんでだよ…なんで)
自身の個性が[無個性]と判断されたのか施設の前に物心つく前に捨てられていた少年が…
『(…絶対、ヒーローになる)』
『(ヒーローになれば…きっと父さん達は、俺を迎えに来てくれる…!)』
自身の数奇な運命、そして個性に翻弄されながらもヒーローを目指す物語だ