長編≪リボーン≫
□39話「大空戦開幕」
1ページ/6ページ
XANXUSに殴り飛ばされたツナは起き上がったときにはもう超(ハイパー)死ぬ気状態のツナ。
X「片付けるだ? 昨晩のあの程度の力でか?」
ツ「昨日のオレと同じに見えるか?」
この姿をみてチェルベッロはリボーンたちに声をかける。
「「観覧される方はこちらへ! 急いでください!
観覧席は校舎裏一面です 守護者戦と同様
赤外線センサーによりでることができませんのであしからず
あなたたちもです」」
チェルベッロたちの目線の先には…
犬「ゲッ バレてんの」
犬と千種がそこにいた―
観覧席に到着して開始の合図をかける。
「「それでは大空のリングXANXUS VS. 沢田綱吉 勝負開始!!」」
ここからツナたちの戦いが始まるが一方―
『ぐっ…あっ…』
≪こんなので……っ≫
梨佳とユリアは苦しみながら倒れたままだった…
ポールを倒せるほどの力はない…
『……っ…』
梨佳の目線はポールを見つめるが動けない―
隣のユリアも同様である。
そこに―
雲「梨佳…大丈夫かい?」
『っ! きょう…や…?』
雲「リングだよね」
雲雀はポールを倒しリングを取る。
そのリングを梨佳のリストバンドに差し込む。
『……はぁ…っ』
雲「大丈夫かい?」
『はい…リングもらってもいいですか?』
雲「いいよ 僕はもう行くよ 梨佳はゆっくりしてから来なよ
それとこのリングも梨佳に預けておくよ」
『わかりました』
雲雀は颯爽と違う場所に向かう。
リングを持った梨佳はユリアに近づきリストバンドに差し込む。
≪…助けていいの?≫
『私の意志です 助けたいと思ったので』
≪そう…ありがとう≫
『動けますか?』
≪大丈夫 先に行ってちょうだい≫
『わかりました 気を付けて』
梨佳はユリアを気にしながら雲雀の後を追う。
その後ろ姿を眺めながらユリアは―
≪……ボスを…XANXUSを救ってあげて…≫
ユリアは祈るのだった。