長編≪リボーン≫

□36話「驚愕の事実」
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【梨佳…彼女を…―】
『へ?』

梨佳は骸の声に周りを見る。
すると攻撃をよけながら走ってきている子がいた。
雲戦を陰からこっそりのぞいていたクロームだった。

了「おい!! フィールド内は危険だぞ!!」
『っ!!』

梨佳は走る―
クロームを守るために…

しかしクロームは地雷を踏んでしまう。
梨佳も間に合う距離ではない。

するとー爆発してしまう。

『凪!!』

梨佳の足は止まった…
クロームが無事だったからである。

ク「!! 千種……犬……!」
犬「ったく 世話のかかる女らびょん」

『犬…千種…よかったー…ッ!!』

梨佳は気づいた。
三人の後ろから狙うものがいることにー

『Muro di ghiaccio(氷の壁)!!』

梨佳はロッドを出して氷の壁を作る。
が力が足りず不安定だった…

犬「梨佳さん!!」
千「無理はしないでください…っ」
ク「梨佳…」

『くそっ…もっと力が…あればっ!!』

梨佳は悔しかった。
もうだめかと思ったところでー

オレンジの炎の壁がクロームたちを守った。

『あれはー!』

X「!! あの炎…!」

ク「…ボス」

雰囲気がいつもと違うツナだった―

了「あれは…」
獄「じゅ…10代目!!」
ク「……」

ツ「梨佳センパイ クロームたちを…頼みます」
『フッ…ありがとうございます 任せてください』

梨佳はクロームたちに駆け寄りケガが無いか確認する。

X「来たか………だが」

モスカはまだ攻撃してくる。

バ「一体どーなっているんだ!?」
リ「モスカの奴全てを破壊しつくすつもりみてーだな あの動きは人間じゃねーな
  暴走しちまってんのか?」

モスカの攻撃はツナにも降りかかる。

X「カスから消えていく それに変わりねぇ」

ツナは砲弾を避けていく。
飛びながら―

レ「な 何―!?」

了「と…飛んでる!!」

ツナの目標は―モスカ―
ツナは一瞬でモスカの腕をもぎ取っていく。

レ「な……何をしたんだ!? 何だ今の動きは!?」

X「………」

ツ「おいデクの棒 お前の相手はオレだ」

モスカはこれで目標をツナに絞る。
全ての砲弾がツナめがけて飛んでいく。
ツナはその砲弾をすべて避け モスカに一発拳をぶつける。

了「つ…強い!!」
山「ああ!」
獄「さすが10代目!!」

レ「ボ……ボス!!」
≪ケガは…?……!!≫

ユリアは怖かった。
XANXUSが笑っていたのだ―
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