長編≪リボーン≫

□34話「友達」
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梨佳が勝った。
倒れている梨佳…。そばで辛そうな顔をしているユリアがいる。

リ「観覧席から出ていいんだな」
「「ええ どうぞ 
では明晩は最後の勝負 雲のリングの勝負となります 悔いのないように 
ではまた明晩にお会いしましょう」」 

ツ「梨佳センパイ!!」
『ケガが無いようで安心しました……』
骸「人の心配より自分の心配をなさい 梨佳 お疲れ様です」
『兄様 出てきて大丈夫なんですか?』
骸「妹の勇姿を見なければと思い出てきましたが そろそろ戻ります」
『ありがとう…』
骸「ゆっくり休みなさい では また会えるまで無理はしないように」
『はい』

梨佳を撫でて安心した骸―
骸は霧に包まれ クロームの姿になる。

≪これで大丈夫よ ごめんなさい ケガをさせずに勝負をするつもりだったのだけれど…≫
リ「お前は…」
≪少し席を外すわ また戻って来ます≫
リ「ああ」

ユリアはXANXUSたちのもとに行き―

≪負けてしまいました…申し訳ありません 罰でもなんでも…受ける覚悟はできています≫
X「………おそくならねーように帰ってこい…」
≪ボス…! わかりました…ありがとうございます≫

ユリアの前からXANXUSたちが消える。
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